洋服ブラシ

服は生き物です。
繊維や織り目から入り込んだ塵やホコリが通気性を妨げると、その命は失われ弾力がなくなります。
天然毛（豚毛）の洋服ブラシは静電気を防ぎながらゴミをはたき出し、
絶妙なブラッシングで生地をやさしくケアします。

江戸屋の洋服ブラシは、すべて豚の毛を使用しています。
豚毛の毛先から毛根まで丸々１本ものを使うことで、
しっかりしたウール生地からカシミヤなどのデリケートな生地まで対応できるブラシが作られます。

◆商品のご紹介は、こちらのページよりご覧ください。
 

万能タイプの手植え洋服ブラシ

江戸屋のおすすめ品は、ウールからカシミヤまで生地を選ばずお使いになれる「万能タイプの手植え洋服ブラシ」です。
「別誂(べつあつらえ)」と「別撰(べっせん)」の2種類をご用意しております。
毛足の長い上質な豚毛を使用し、熟練した職人の手により一穴一穴、丁寧に植えました。
二段植毛という独特な植え方により適度なブラッシング圧を作り、洋服の生地をやさしく払います。
目の詰まったウール生地から着物・カシミヤなどのデリケートな生地まで幅広くお使いになれます。

 

万能タイプ「別誂(べつあつらえ)」と「別撰(べっせん)」の違いは？

豚毛の量が違います。
「別誂」は、豚毛を植え込む穴の数が多く毛の量が増える事でブラッシング効率をあげます。
「別誂」は、主婦と生活社様からご依頼をいただき、
2001年11月1日発行の「ＬＥＯＮ」創刊号の掲載用に特別に製作したのが始まりです。

洋服ブラシのお手入れ方法

　お使いいただいているうちに衣類から取れたホコリが洋服ブラシ本体にたまり始めます。市販の櫛などを使って軽くとかしてください。ブラシの毛並みに沿ってとかしていただくと毛が痛みません。ホコリがブラシの表面に浮いてきたら、ティッシュなどで取り除いてください。普段のお手入れは、これで十分です。

※写真ではペットショップで販売されている粗目の櫛を使っています。先が丸く、洋服ブラシの手入れには使いやすいです。

 

　万が一、油などによる汚れが付いてしまった場合は、水またはお湯で濡らしたガーゼを固く絞り、ブラシの毛先部分を拭き取る程度にぬぐってください。木製のハンドル部分は、できるだけ濡らさないでください。品質を損ないます。水分がついた時は、乾いたタオルで拭いて陰干ししてください。